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転倒予防の重要性と合言葉「ぬかずけ」の効果

転倒予防の合言葉は「ぬかずけ」!

今日のブログテーマは、「ぬかずけ」という面白いキーワード。
これは、日本転倒予防学会が提唱している、日常生活で転倒を防ぐための合言葉です。

転倒は、年齢に関係なく、ふとした瞬間に起こります。

実は先日、自宅の窓から、近所に荷物を配達に来た50代くらいの宅配便の男性が、車止めのチェーンにつまづいて転倒する姿を見てしまいました。
普段から重い荷物を運んでいるプロの配達員でも起こるのですから、誰にでもその危険性があるということです。

その可能性をぐっと下げる方法が、この「ぬかずけ」を意識すること。

合言葉 意味 注意点
濡れている所 雨の日のスーパーの床、玄関のタイルなど、滑りやすい場所。
階段などの段差 特に小さな段差や敷居、歩道と車道の境目など、見落としやすい所に要注意。
ずけ 片付けられていない所 床に放置された物や、コンセントの配線など、引っかかりやすい場所。

自宅から「ぬかずけ」をチェック!

「ぬかずけ」の合言葉は気をつけるという意識を高めることにつながります。
例えば雪の日。フカフカの雪の上を歩くのと氷の上歩くのでは歩き方も注意力も変わってくると思います。

まずは、一番安全なはずのご自宅の中を見渡してみてください。

床に新聞紙やチラシが積み重ねられていませんか? コンセントの配線が、歩くところにだらんと伸びていませんか?

「ぬかずけ」を意識して、日々の暮らしの中で一つでも危険を減らすこと。これが、足元を固め、元気な毎日を続けるための第一歩です!

自分のパターンを知る

転倒を予防するために筋トレやストレッチを頑張るというのは効率的な運動とはいえません。転ばない体をつくるためには筋肉だけではなくバランス感覚や自分の体の特徴を把握する必要があります。
人によって
「前に転びやすい」
「後ろに尻もちをつきやすい」
「右側にふらつきやすい」
「左側にふらつきやすい」
このように自分のパターンを知ることも転倒予防につながります。