「夜中に何度も脚がつって、ぐっすり眠れないの」
「最近、運動中に脚がつりやすくて困ってるの」
最近、お客様からそんなお悩みをよく伺います。
この「脚のつり」、、、原因は意外とシンプルなんです。
主な原因は、日中の疲れが溜まってしまうこと、もしくは体の中の水分やミネラルが不足すること、この二つが考えられます。
ただ、お客様のお話を伺っていると、どちらかというと水分やミネラルの不足が原因となっているケースが多いように感じます。
特に、カルシウムやマグネシウムといったミネラルは、筋肉がスムーズに動くために欠かせないもの。
では、どうすればあの嫌な「つり」を防げるのでしょうか?
お客様からも「何か良い対策はないの?」とよく聞かれます。
まず、水分補給を見直してみましょう。
ただ水を飲むだけでなく、ほんの少し天然塩を加えた水や、スポーツドリンクもおすすめです。
これらは、失われたミネラルを効率よく補給してくれます。
そして、日頃のケアも大切です。お風呂上がりのストレッチは特におすすめ。
椅子に座って、ゆっくりと足首を回す運動を試してみてください。
右回り、左回りと、それぞれ10回ずつ。
さらに、足の指に指を入れた状態で右回り、左回りと、それぞれ10回ずつ。
ふくらはぎがじんわりと温まって、気持ちがいいですよ。
これらの対策を続けることで、きっと夜もぐっすり眠れるようになるはずです。
目次
1. 脚の「つり」の原因
脚の「つり」は、主に以下の二つの原因によって引き起こされます。
1-1. 疲労の蓄積
運動や立ち仕事などで筋肉を酷使すると、筋肉内に疲労物質が蓄積します。この疲労物質が筋肉の収縮をコントロールする機能を低下させ、筋肉が異常な収縮を起こして「つり」やすくなるのです。
1-2. 水分・ミネラル不足
汗をかくと、水分と共にナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが失われます。これらのミネラルは、筋肉の収縮をコントロールするために不可欠です。不足すると、筋肉が正常に機能しなくなり、「つり」やすくなります。
2. 水分・ミネラル不足が「つり」を引き起こすメカニズム
私たちの体は、水分とミネラルのバランスによって筋肉の収縮をコントロールしています。汗をかくと、水分と共にミネラルが失われ、バランスが崩れます。特に、カルシウムとマグネシウムは筋肉の収縮に直接関わっており、不足すると筋肉が過剰に興奮しやすくなり、「つり」を引き起こします。
3. 効果的な水分補給の方法
水分補給は、水だけでなく、ミネラルも同時に補給できる飲み物がおすすめです。
- 天然塩を加えた水: 水1リットルに対して、天然塩1~2グラムを加えます。
- スポーツドリンク: 運動中や運動後など、汗をたくさんかいた時に効果的です。
- 経口補水液: 下痢や嘔吐など、脱水症状がひどい時に効果的です。
4. おすすめのストレッチ
足首回し以外にも、ふくらはぎの筋肉をほぐすストレッチが効果的です。
- アキレス腱伸ばし: 壁に両手を付き、片足を後ろに伸ばして、アキレス腱を伸ばします。
- ふくらはぎ伸ばし: 椅子に座って、片足を前に伸ばし、つま先を手前に曲げる。
これらのストレッチを、お風呂上がりなど、体が温まっている時に行うと、より効果的です。
5. 日頃からできる予防策
- バランスの取れた食事: ミネラルを豊富に含む食品(海藻、野菜、豆類など)を積極的に摂りましょう。
- 適度な運動: ウォーキングやストレッチなど、適度な運動を習慣にしましょう。
- 睡眠時間の確保: 睡眠不足は、筋肉の疲労を蓄積させる原因になります。
6. まとめ
脚の「つり」は、多くの人が経験する不快な症状ですが、原因と対策を知ることで、予防することができます。日頃から水分・ミネラル補給やストレッチを心がけ、快適な毎日を送りましょう。
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