豊かな人生100年時代の仕組み構築

エネルギー高く生きようぜ

「運動にお金を払うのはもったいない?」そう思った時に読んでほしい、未来の自分への投資の話

日々、運動指導の現場や地域の講座を通じて多くの方の体と向き合っていますが、常々感じている「ちょっと不思議な現象」があります。

それは、地域の無料の体操教室を開くと席が足りなくなるほどたくさんの方が集まるのに、いざ有料(あるいは自主運営のサークルなど)になった途端、一気に参加者が減ってしまうということです。

きっと「わざわざお金を払ってまで運動しなくても……」「家で歩けば十分だし、もったいない」という感覚が強いのかもしれません。そのお気持ち、よく分かります。

しかし、世界的名著である『7つの習慣』の視点からこれを見ると、実はこれからの人生を大きく左右する「落とし穴」が隠されていることに気づかされます。

人生でいちばん大切な「第2領域」の話

『7つの習慣』の中では、私たちの時間の使い方を4つの領域に分けて説明しています。その中で、人生において最も重要であると言われているのが、「緊急ではないけれど、重要なこと」(第2領域)です。

  • 緊急ではないけれど重要なこと: 健康維持、予防のための運動、人間関係の構築、自己啓発

日々の運動や健康づくりは、まさに「緊急ではないけれど、重要なこと」の筆頭です。

今日サボったからといって、明日いきなり倒れるわけではありません。だからこそ、ついつい後回しにしてしまいがちですし、そこに「お金を払う」というハードルがあると、「今はまだいいか」となりやすいのです。

しかし、ここを後回しにし続けた結果、私たちは将来、大きな代償を払うことになるかもしれません。

寿命が伸びる=「介護される確率」も高くなる現実

現在、日本の平均寿命はどんどん伸びています。いわゆる「人生100年時代」の到来です。

長く生きられるのは素晴らしいことですが、裏を返せば「それだけ介護が必要になる確率も高くなっている」という現実があります。

厚生労働省などのデータを見ても、年齢が上がるにつれて要介護認定を受ける割合は急上昇します。そして、いざ介護が必要になった時、実は想像以上にお金がかかるのです。

知っておきたい「介護費用」のリアル

生命保険文化センターの調査(2024年度)によると、介護にかかる費用の目安は以下のようになっています。

  • 初期費用(住宅リフォームやベッド購入など): 平均 約47万円

  • 月々の費用(デイサービスや施設利用料など): 平均 約9万円

  • 平均的な介護期間: 約4年7ヵ月(55ヵ月)

これらを合計すると、1人あたり平均して「約540万〜580万円」の費用がかかる計算になります。

もしこれが在宅ではなく、民間の介護施設に入居するとなれば、月々の負担は12万〜14万円、あるいはそれ以上になるケースも珍しくありません。

また、昨今の社会情勢から考えてもこれから益々増大することも予測されます。

「今の小さな投資」が、未来の「大きなお金」を浮かす

「お金を払ってまで運動するのはもったいない」

その時はそう思っても、もし健康への投資を後回しにした結果、将来500万円以上の介護費用が必要になってしまったら……それこそ「もったいない」と思いませんか?

今、プロの指導を受けたり、定期的な運動習慣にお金を払うことは、決して「消費」や「浪費」ではありません。将来かかるはずだった莫大な医療費や介護費、そして何より「不自由な時間」を未然に防ぐための、立派な「投資」です。

豊かな100年人生を送るために。 ぜひ、目の前の「緊急なこと」だけに追われるのではなく、「緊急じゃないけれど、未来の自分を助けてくれる重要なこと」に、時間とお金を使ってみてください。

現在、道南地区で展開している「介護予防講座」での取り組みが、活動の幅を広げています。YouTubeをご覧になった道外の行政担当者様よりご縁をいただき、この度、全国規模でのサービス提供を開始いたしました。
地域から始まったこの活動が全国の皆様のお役に立てるよう、これからも大切にお届けしていきます。



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フィットネストレーナー 吉村太朗
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