豊かな人生100年時代の仕組み構築

エネルギー高く生きようぜ

タバコ、酒、運動不足より悪いのはコレ

シニア世代にとって、健康でいきいきとした日々を送るために、社会とのつながりは欠かせない要素です。様々な研究結果から、人間関係の豊かさが、心身両面の健康に大きく影響することが明らかになっています。

喫煙、過度の飲酒、運動不足よりも健康に影響する「孤独」

孤独は、高齢者の健康に深刻な影響を及ぼします。これまでの常識では、健康を害するリスクが高いのは喫煙、過度の飲酒、運動不足と考えられてきましたが、最近の研究では、社会とのつながりが薄い孤独が、これらの要因よりも健康に深刻な影響を与えることが明らかになっています。孤独を感じている人は、心疾患、脳卒中、うつ病、認知症など、様々な疾患のリスクが高まるだけでなく、免疫力の低下や早死のリスクも高まることが知られています。

 

社会とのつながりが大切な理由

社会とのつながりを持つことは、心身に様々な良い影響をもたらします。

私がいつも講座でお伝えしている
「教養」よりも「今日、用」の重要性。
つまり、人と会える「今日の用事」を積極的に作ることが心と脳と体が活性化して、より効果的に健康管理ができるのです。

社会とつながる例としては、趣味の仲間と集まる、ボランティア活動に参加する、地域のイベントに参加するなどがあり、このように人と接する機会を増やすことで、自然と会話が増え、相手の表情や様子から、心身の変化に気づくことができるでしょう。
また、人との交流は、新しい情報や知識を得る機会にもつながり、刺激的な毎日を送ることに繋がります。



5年後10年後もフレッシュに生きる

「いつ見ても若いですね」と言われる人は必ず何らかのコミュニティーに所属していて周りにたくさんの人が集まっています。
自宅で引きこもっていると何もかもがマイナスに働いてしまいます。

私が地域の体操教室や健康講座を開催すると参加者のほとんどが女性で年齢をきいてビックリすることが良くあります。
とにかく皆さん忙しそうに活動されています。

今こそ行動を!「いつやるのか?いまでしょ」

「いつやるのか?いまでしょ」という言葉は、まさに豊かな人生100年のための本質を捉えた言葉です。
明日になればまた一日老いるわけであって、今が一番若いのです。
健康でいきいきとした老後を送るためには、今すぐ行動することが大切です。

豊かな老後を送るために、今できること

孤独を感じている、あるいは、将来孤独になることを心配している方は、今からでも様々な取り組みをすることができます。
地域のコミュニティに参加したり、趣味を持ったり、ボランティア活動に参加したり、家族や友人とのコミュニケーションを大切にするなど、自分に合った方法で社会とのつながりを深めていきましょう。

まとめ

シニア世代にとって、社会とのつながりは、健康でいきいきとした老後を送るための必須条件と言えるでしょう。
孤独を感じている方は、一人で抱え込まずに、周囲の人や専門家に相談することをおすすめします。