エネルギー高く生きようぜ!
豊かな人生100年時代の仕組み構築を専門としたパーソナルトレーナーの吉村太朗です。
あなたが今50歳だとして、残りの人生は50年残されています。
あなたが今60歳だとして、残りの人生は40年残されています。
あなたが今70歳だとして、残りの人生は30年残されています。
さて
どのような豊かな人生100年時代になるでしょうか。
若い頃のようにシャキシャキ動ける人生だと豊かになるでしょう。
しかし
あちこち痛い、ガタガタの体であれば不安が募る一方で
豊とはいえない人生100年時代となります。
自分の「老後」と考えると、まだまだ先のことのように思えて本来必要である
人生100年時代の老後を豊かにするための取り組みをしていないパターンがほとんどになります。
実際に私が以前働いていた機能訓練型のデイサービスでは機能訓練といわれる高齢者の身体的機能の改善を目的とした訓練を行っておりましたが、ほとんどの方が口をそろえて「まさか、自分がこのような体になるとは、、、」と仰ります。
お金の人生設計が完璧でも
健康に関する人生設計をしていないということは本末転倒。
ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。
(厚生労働省。人生100年時代構想会議中間報告より引用)
人生100年時代といわれる今の時代こそ自分自身の「老後」をシュミレーションして豊かにするための取り組みをはじめることが必要なのではないでしょうか。
老後の準備は50代から?
人生100年時代の「老後」を豊かにするための準備は何歳からはじめるべきか?
といえば、なるべく早くからはじめた方が効率良いです。
可能ならば50代からはじめることを推奨しています。
なぜかというと50代は筋力が急降下する年代であり心筋梗塞や脳卒中の発症も急増する年代です。疲れやすかったり体力の衰えを感じ始めるのもこの年代に多い傾向があります。
すなわち、この時期をどのように過ごすかは豊かな人生100年時代に直結している
と考えております。
今が日常生活に不便ない生活を送れていたとしても10年後20年後30年後をシュミレーションしてみたらいかがでしょうか。
10年後のシュミレーション
50歳の人の10年後は60歳に突入。長きにわたり働いていた方が会社勤めから解放されることでの環境変化により運動量の減少と精神面の変化も懸念されます。
「退職うつ」といった言葉もあり今までにない様々なストレスを抱える方も多いようです。
- 生きがいがわかない
- 生活にメリハリがない
- 自宅での居場所がない
- 急に妻との時間が増えて会話がない
- 会社では頼りにされていたのに自宅では、、、
20年後のシュミレーション
更に10年経過して70歳に突入するといかがでしょうか。
今まで当たり前のように出来ていた動作が一つ一つ出来なくなってくる年代です。気が付いたら、あんなこともこんなことも出来なくなり「もうこんな歳だし」とあきらめてしまう方も少なくありません。実際に私がシニア向けのトレーニングをしていても、そのような思考の方が非常に多くもったいないと感じております。
しかし
ちょっとまってください。
人生100年時代だと70歳の人の人生は残り30年もあるじゃないですか!
残りの人生30年
残りの人生30年を介護されながら過ごすのか
自立して過ごすのか
正直なとこと100歳になっても自立した生活を100%続けられる薬や方法は存在しません(今後登場するかもしれませんが)
しかし自立した老後ライフを少しでも長くして豊かな老後ライフを実現するための方法は複数存在します。
変化に気づいて対策
まずは変化チェックシートで体の変化に気が付くことからはじめます。
しっかりと自分の体と向き合わないことには退化する一方。もし当てはまる項目がない場合は、不安を感じる項目にチェックをしていただきトレーニングプログラムを作成して取り組む必要があります。
理想の自分に
人生100年時代を見据えた理想の自分を実現できるということは家族の幸せにもつながります。介護が不要な自立した生活を続けることはもちろんですが、趣味活動を楽しんだり家族や友人と旅行に行ったり、孫と笑顔で会話したりすることが続けられる老後ライフを実現できるようになります。
人生100年時代の老後を豊かにする仕組み
変化に気が付いて対策するという作業は中々一人で実施することが難しいと思われます。実際に今までに幅広い年代の方のトレーニング指導で関わらせていただきましたが一人で運動を継続できる方はほとんどいらっしゃいませんでした。
何をしたら良いか分からなかったり、モチベーションが続かなかったり、忘れてしまったりとシンプルな理由です。
そこで老後を豊かにするための環境を作りだすということが重要になってきます。
人間は環境で作られます。
分かりやすい例だと入院していて病院でのベッド上の生活を1週間程続けば筋力も15%低下して骨の状態も弱くなるといわれていますが、自宅にいて運動量が少ない状態もそれに近い状態で体力が低下することになります。
だからこそ、豊かな老後ライフのための仕組みを構築して一つ一つに取り組むことが大事になります。
ただひたすら運動をするのではなく、一つ一つに意味をもち運動や対策をすることが最も効率よく豊かな老後ライフを実現するための仕組になります。
人生100年時代の老後を豊かにするパーソナルトレーナー
吉村 太朗