一度の人生。
介護が必要ない状態で
死期をむかえたい。
「ピンピンコロリ」を望む高齢者は
多いかと思います。
そこで今日は知っているようで知らない
介護が必要になるきっかけについて
お伝えいたします。
目次
なにがきっかけで介護が必要になるの?
介護が必要になるきっかけは
大きく分けて2種類あり
身体介護と認知症介護に分けられます。
身体介護とは転倒による骨折、脳血管障害、廃用性症候群などが要因で
日常生活動作が困難になり介護が必要な状態になることです。
介護サービスとしてはヘルパーさんが食事や入浴・着替えなどの
身体に直接触れて行う介護です。
認知症介護とは
認知症により金銭管理や服薬管理など身の回りの管理が出来ず介護が必要な状態です。
症状によっては徘徊や妄想が激しくなり同居するご家族が疲れてしまい介護サービスを使うことがあります。
身体介護の予防はできる
前者にあげた身体介護については
ある程度予防することは可能とされています。
骨折で歩行困難になったり脳梗塞で片麻痺の状態の方でも
適切なリハビリをすることで自立した歩行まで回復されている方も
多くいらっしゃいます。
個人的にはリハビリ内容よりも
本人の「元気になるぞ!」という気持ちが回復につながると感じております。
もし骨折や脳梗塞で片麻痺になり気持ちが沈んでいる方が
このブログを読んでいらっしゃれば安心してください。
そのような状態からでも自分の気持ちしだいでは元気になれますよ!
「元気になるぞ!」という気持ちがあれば。
医者の「安静にしてください」は要注意!
よく高齢者が病院に行くと
お医者さんより「安静にしてください」という言葉を
かけられることがありますが
その言葉には要注意です。
もちろん、ほんとうに安静にすることが必要な場合もありますが
入院せずに自宅に帰られる状態であればよっぽどのことがない限りは
安静よりも適度なストレッチや運動が良いのです。
高齢者に多いとされている廃用性症候群とは
過度の安静状態により全身の筋肉を動かさない状態が長期間続くと筋肉や関節、臓器の運動能力が低下する
というものです。
まさに高齢者ほど運動して全身の筋肉を動かすということが必要になるのです。
まとめ
このように介護が必要になるきっかけとして
身体介護と認知症介護を紹介いたしましたが
身体介護に関してはある程度の知識があれば
介護予防することが可能であるということだけは
ご理解いただければと思います。
「もう歳だからダメだ」と考えて諦めてしまっている
方があまりにも多く、もったいないと感じます。
元気は気から
パーソナルトレーナ
吉村 太朗