一人になりたい一人は寂しい
相田みつを
老後生活の一人暮らしは一見、気楽でのんびり過ごせるイメージがある一方で
孤独死なんて言葉もよくニュースになっています。
今日は、高齢者の一人暮らしでの心得について書きます。
なんら不便なく日常生活を過ごしているようで
一人暮らしの高齢者は脳への刺激が少なく認知症のリスクが高い傾向があります。
実際に80歳で一人暮らしをしている女性から話を聞きましたが
転倒による骨折で一か月の入院生活を終えて自宅へ戻ったが、一人暮らしで
以前のように外出することがなくなり会話量が極端に少なくなり声を出さない
人と会わない生活が数日続くと、、、
久しぶりに近所の方から「体調いかがですか?」と声をかけられると
うまく言葉がでず、どんな言葉を返したら良いのかも分からなくなり
脳が混乱したそうです。
「認知症になったのでは、、、」と心配になったそうですが
自分自身で、しばらく人と会っていなかったことに気が付き
積極的に人とコミュニケーションを図れる場所に出るように努力しました。
高齢者の一人暮らしに必要なのは
脳への刺激です。
テレビや新聞を読む脳の刺激ではなく
人と会っている時の脳の刺激が認知症予防には必要不可欠です。
一人暮らしでも住み慣れた場所で
ココロもカラダも元気に過ごすために!
人との会話が楽しめる場所を探しましょう。
買い物行くのも良し
スポーツジムも良し
地域の集まりに参加するのも良し
パーソナルトレーナー
吉村太朗